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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: ロボアドバイザー、運用先の配分、悩み無用」から

2017.9. 19    日経産業新聞の記事「風向計: ロボアドバイザー、運用先の配分、悩み無用」から

リバランスの面倒までロボが一手に自動化

コラムの著者 岩崎 博論氏(博報堂ディレクター)は、投資信託などの金融商品で最近始まったロボアドバイザーサービスについてその可能性について語っている。

◯悩む資産配分を最適、自動化を提案

  どの商品や銘柄を選べば良いのかといった金融商品での悩みを解決する方法として、ロボアドバイザーの金融サービスが注目されているという。

ロボにはロボットと同じように自動的に動く機械という意味と、ソフトウェアによる自動化といった意味が一般化しつつある中で、ソフトウェアの力で、投資のための資産配分や商品の選定、さらに資産配分の調整(リバランス)まで自動的に進めてくれる金融サービスであるという。システムが利用者のニーズに合わせた運用を自動的に行ってくれる。その際に、顧客は総資本額の1%(年率)の手数料と0.11〜0.14%の金融商品の経費分を負担するというものである。

通常は自らの判断で資本配分を決める必要がある。また、運用の過程で配分のバランスが崩れた場合、金融商品の売買を行ってリバランスと呼ばれる配分調整を行うのが望ましいとされている。

ロボアドバイザーはこれらの面倒を一手に引き受けるものである。アドバイザーによる安心感が投資への興味につながればと岩崎氏は期待しているが。💴💹⚡️💡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: モノプリのエスプリ、顔もほころぶレジの音」から

2017.9. 12    日経産業新聞の記事「風向計: モノプリのエスプリ、顔もほころぶレジの音」から

パッケージデザインは視覚効果だけではなかった!

コラムの著者 竹原 あき子氏(工業デザイナー)は、パリのスーパーマーケット「MONOPRIX(モノプリ)」の経営主体が変わったことで、80年続いたロゴも消し、新しくロゴを設定した効果について触れている。

◯新しいロゴはオタマジャクシ(♪)あるいはコンマ(,)のような丸いかたち

これまでの同社の客層は都会のエリート消費者といったイメージから、経営改革で、浸しみやすい地域に根ざした店を目指すものとなった。その表れがロゴの変更。このコンマ?ロゴと一緒に始まったスローガン「今日もはつらつと」であり、四角いこれまでのMより丸いコンマの親しみやすさで、新しく迎えたい若年層にそなえたようだという。

店頭の看板にコンマが飛び出し、小物のパッケージデザインまで変わった。例えば文房具のスティックのりには、白い筒に「のり、10g、水で洗える」とあり、あとはコンマのロゴマークの列。最下部に、モノプリの商品名、企業名、所在地、簡単な使い方だけといった最低限の表示だけという。

ただ、同種類の商品を出す競合他社のパッケージとは明らかに一線を画している。さらに、レジでバーコードを読み解きの音が、「ピー」ではなく、牛乳なら「モー」、卵だったら「コッコー」といったユーモアたっぷりの音が聞こえるという仕掛けである。

単純にレジで支払いをするだけだったのが、お客様も店員の笑顔になるという。買い物を楽しくするパッケージデザインは、視覚だけでなく音にもあったという驚きだ。🇫🇷♫👛⚡️💡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:3時間用おむつ、顧客分析が生んだ新市場」から 

2017.9.7    日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:3時間用おむつ、顧客分析が生んだ新市場」から

競争が激しい分野から違う視点で

コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、王子ネピアの赤ちゃん用おむつ製品を通うじて、競争の激しい分野から顧客分析によって違う視点で別の市場を開拓した事例を紹介している。

○長時間おむつ必須性

 同社は赤ちゃん用おむつの新ブランドを全国で展開する。これまで、出生率の低下やインバウンド需要の減少で、おむつ自身が変倍量、販売金額とも低下傾向にある中、出生から低年齢の赤ちゃんをもつお母さんの声を分析して、品質志向、高付加価値で高価格志向の市場ができつつあることを突き止めた。

それは、これまでおむつ製品は長時間の吸収力を軸に各社開発競争を繰り広げてきたが、一方で同社がおこなった調査では、肌が敏感な1歳までの赤ちゃんをもつお母さんの6割が3時間以内におむつを交換することが浮かび上がってきた。短時間の交換への気づきは、企画に変わり、2014年から本格的に開発をスタートさせた。コンセプトどくりから技術開発で多くの試作を行い、お母さんの協力をえて、試行錯誤の後に3時間用おむつは細かなキルティングでこれまでにない薄さを実現。高い吸収性力と通気性、動きやすさを兼ね備えた付加価値のある製品となった。

また、家で過ごす日中は3時間用、外出時や就寝時には12時間用という、同社の提案も受け入れられ、既存製品との住み分けもでき、新市場が開かれた。厳しい市場お長時間おむつから新市場の3時間おむつの両者に販売できる強みが出てきたわけである。

既存路線での改善だけでなく、使い分けのような視点の違いで新たな基軸を生んだ好例であろう。👶⚡️💡🌍happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:子ども用スマホ、見習いたいソフトの工夫」から

 2017.9.4  日経産業新聞の記事「拡大鏡:子ども用スマホ、見習いたいソフトの工夫」から

ハードの性能は少し劣るがソフト、サービスは卓越

コラムの筆者 田中 雄二氏(ITジャーナリスト)は、トーンモバイルが販売している子ども用スマートフォン「TONE m17」について子ども用として特化することでソフト、サービスが卓越していることについて語っている。
◯独自路線のスマホに今後も期待

同製品は、「子どもに安心して使わせられる」というユニークなコンセプトの製品で注目されているという。親がもつスマートフォンやPCから子ども用のこの製品に対して、様々な情報の確認や利用制限ができるようになっているという。

  • 位置情報;子どものスマホの現在位置の把握はもちろん、予め指定した場所に移動したとき、自動で通知が親に届くようにできている。さらに、親が子どもにこの場所でスマホを使わせたくないといったときのため、自動的にロックできる。
  • 利用時間:指定した時間以外はスマホをロックできる
  • アプリケーションの制限;アプリごとに利用可能な時間を指定できる。アプリを追加する際には、親の許諾が必要。

といった具合で、面白いのは、「親子の約束」という機能で、専用用紙に、アプリの時間、使用可能アプリを記入し、それをスマホのカメラで撮影すると、自動的に子どものスマホが設定されるといった機能である。子どもと話し合いながら、納得の上で、機能制限を掛けるといyた想定である。

ハード自身は、他のスマホのよりも多少劣るが、子どもに持たせるには十分な性能がある。ソフト、サービスを含めて工夫することで、独自の持ち味をだそうという戦略である。:📱💡⚡️happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:子ども用スマートフォン」から

 2017.9.5  日経産業新聞の記事「拡大鏡:子ども用スマートフォン」から

ハードの性能は少し劣るがソフト、サービスは卓越

コラムの筆者 田中 雄二氏(ITジャーナリスト)は、トーンモバイルが販売している子ども用スマートフォン「TONE m17」について子ども用として特化することでソフト、サービスが卓越していることについて語っている。
◯独自路線のスマホに今後も期待

同製品は、「子どもに安心して使わせられる」というユニークなコンセプトの製品で注目されているという。親がもつスマートフォンやPCから子ども用のこの製品に対して、様々な情報の確認や利用制限ができるようになっているという。

  • 位置情報;子どものスマホの現在位置の把握はもちろん、予め指定した場所に移動したとき、自動で通知が親に届くようにできている。さらに、親が子どもにこの場所でスマホを使わせたくないといったときのため、自動的にロックできる。
  • 利用時間:指定した時間以外はスマホをロックできる
  • アプリケーションの制限;アプリごとに利用可能な時間を指定できる。アプリを追加する際には、親の許諾が必要。

といった具合で、面白いのは、「親子の約束」という機能で、専用用紙に、アプリの時間、使用可能アプリを記入し、それをスマホのカメラで撮影すると、自動的に子どものスマホが設定されるといった機能である。子どもと話し合いながら、納得の上で、機能制限を掛けるといyた想定である。

ハード自身は、他のスマホのよりも多少劣るが、子どもに持たせるには十分な性能がある。ソフト、サービスを含めて工夫することで、独自の持ち味をだそうという戦略である。:📱💡⚡️happy01