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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国、『日本人気』の実像」から

2015. 11.16 日経産業新聞の記事「眼光紙背:中国、『日本人気』の実像」から

中国地方に商機あり

コラムの著者は、中国へ進出する日系企業で話題になっている野村総研のアンケート結果について触れ中国の地方でのビジネスにチャンスありと語っている。

○訪日中国人とのイメージギャップ

アンケート結果で日本が1位なのは「丁寧さ」だけで、「おしゃれ」は韓国、「高級感」では欧州の4強が占め、日本は大半が3〜4位に甘んじているという。

日用品や家電製品を我先に買う爆買いの訪日中国人のイメージとはかなりのギャップである。実は味方を変えると、中国における日本企業の課題と商機が見えるという。

実は今回のアンケートは地方都市まで幅広くカバーしており、領土問題で関係の悪化した2012年から3年間のもので、欧米韓の後手に回ったという経緯がある。調査結果は日本企業の地方での知名度や存在感の小ささの結果であるという。となれば、訪日中国人の観光の盛り上がりから地方における日本のイメージ改善が大きく商機があると思える。ここらで知恵をしぼる価値はありそうだ。noodlehappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:本当のドローン先進国に」から

2015. 11.12 日経産業新聞の記事「眼光紙背:本当のドローン先進国に」から

野心的な構想から行動する会社の輩出

コラムの著者は、前回のドローン論議から、独自のビジネスモデルを組み日本でも野心的な構想を立て、行動するような企業の輩出を求めている。

○農業で20年以上のドローン利用の経験

この経験を持つ国は実は日本である。これに着目したのが米アマゾンで、他の用途でもリーダ、すなわち、ドローン先進国になれるという。

アマゾン幹部は、規制緩和が期待できる日本のサービスに意欲を示している。30分以内に商品が届くドローン宅配。その利便性を日本がいちはやく享受できるのは良いことだが、日本の企業も独自のビジネスモデルを構築し応用を広げて欲しい。

アマゾンはすでに約150メートル以下の空域を高さに応じて何層かに分けドローンを安全に飛ばすアイデアをまとめ、各国政府に提案する活動も行なっている。機体の開発メンバーには、ロボテクスや元宇宙飛行士などの専門家をそろえているという。

アマゾンのよおうな会社がビジネスで競争することで日本の経済も上向く。上空にアマゾンばかりでは先進国とは言えない。fujidashhappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:機械との付き合い方」から

2015. 11.11 日経産業新聞の記事「眼光紙背:機械との付き合い方」から

空の自由化はドローンの規制議論に

コラムの著者は、米国では「オープンスカイ交渉」が佳境でこれまでのエラライン向けの自由化交渉ではなく、公の空を小型無線機(ドローン)にどれだけ解放するかを巡る当局と民間事業者が討議していることについて触れている。

○日本の対応は?

アマゾンが日本でドローンによる宅配を最も早く実現するという報道が先週あった。安倍首相が同社の副社長を日本に招き、政府主催の官民対話で意見を聞いたという。

今政府が関心を持っているのは、

  • インダストリー4.0
  • ロボット開発
  • ドローンの産業応用、防災
  • 自動車の自動走行

を巡る規制の見直しである。

米国より早く準備を整え、外国企業を呼び込み産業をリードしていくという。ただ、コラムの著者も指摘するように安全性や情報セキュリティーについてはまだまだ議論の余地がある。rvcarcloudhappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「探査計:『オフィス2016』テレワークをサポート」から

2015.10.26   日経産業新聞の記事「探査計:『オフィス2016』テレワークをサポート」から

共同編集とモバイル環境に対応

コラムの著者 田中 雄二氏(ITジャーナリスト)は、日本マイクソフトから今年9月に表計算の「エクセル」やワープロの「ワード」といったビジネスの定番アプリをまとめた「オフィス 2016」に注目している

○在宅勤務やテレワークの念頭に置いた共同編集とモバイル環境の機能強化

前バージョンは2013で機能面では大きな変化はないものの、在宅勤務や出先での作業など場所にとらわれずに働く「テレワーク」を意識した機能が、共同編集機能の強化である。さらに前バージョンから販売形態も、買い切り型の「永続ライセンス版」と、月や年単位で課金する「サブスクリプション版」の2種類が用意され、後者は「オフォス365」というクラウドサービスの一環としてオフィスアプリが提供されるという。また、今回、タブレットやスマートフォン向けの「モバイル版オフィス」を用意していることで、出先では携帯性に優れたタブレットやスマホ、オフィスでは多機能のパソコンといったように、柔軟に作業が行えるという。

また、これまで更新がなかったマック版オフィスも準備し、これらの機能も拡張したことから注目されている。memobookhappy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:行為に沿うデザイン、利用者の声、新たな商機」から

2015.11.5  日経産業新聞の記事「西川英彦の目:行為に沿うデザイン、利用者の声、新たな商機」から

デザインの先に商機

コラムの著者 西川英彦氏(法政大学経営学部教授)は、巧みなデザインが新しい顧客価値を生む事例をデザインコンサルタント、プロペラデザイン(東京・江東)の手法で示している。

○ユーザーの行為や気持ちを意識してデザイン

同社は、女性5人が商品デザインからパッケージ開発、販売コンサルタントまで手がける。グッドデザイン賞やiFデザイン賞など国内外の受賞歴を持つという。

依頼したクライアント企業の期待を上回る付加価値にこだわり、特にユーザーの行為や気持ちを意識してデザインする;

  • 洗面所のコップ「タンブラー」:利用後水がうまく切れず、汚れが残ることが気になる。同社は自然と乾くように取っ手を台にして置くと、カップに残った水が流れるデザインとした。
  • 風呂洗いブラシ「バス床ブラシ」;床と壁のつなぎ目が洗いにくい、かける場所がなくて乾きにくいといった問題を、底だけでなく側面にも植毛、自立できて乾きやすいデザインとした。
  • 「カーペットクリーナー」;カーペットや床の細かいゴミをとるローラーは使いたいときにすぐに見つからない。そこでゴミ箱の縁に引っ掛けられるデザインとした。

といった自然と使え、便利さを感じるものとしている。さらに、デザインだけでなく、その点検をおこなう。アンテナショップを自社で運営し、商品デァインやパッケージ、販売方法についてユーザーからの生の声や反応を自ら把握する。付加価値の評価を行えると同時に、ユーザの行為や気持ちを変化させ、新たな商機を伺うことができるという。cafehappy01