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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:アスリートたちのセカンドキャリア」から

2020.1.24   日経産業新聞の記事「眼光紙背:アスリートたちのセカンドキャリア」から

アスリートたちの支援

 コラムの著者がアスリートたちの支援を行なっている内容について述べている。

◯将来設計も実力を出すために必要

 東京五輪・パラリンピックで盛り上がりつつある中で、アスリートのセカンドキャリアについては、これまで、今に集中するために考えることさえ邪魔されてきた。全身全霊でぶつかってこそ結果が出るという考えである。

ところが最近のトップアスリートたちは先々の人生設計をしっかり考えるようになってきている。そんなアスリートたちがお金と余裕があれば実績のある長期保有型の投信を兎に角買うことを勧めていると言う。将来の資産形成のためである。これであれば日常の練習には支障にならない。

もう1つは地元に戻って自分のスポーツクラブを運営する方向で、支援をしていると言う。現役引退後、指導者として生きていこうとすれば、一生好きなスポーツと付き合えるからである。⌛️⚾️⚽️⛸🏊‍♀️🏃‍♀️💹🏢📖🏦💴📊🔎⚡️🌍happy01🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:プロ球団100年と品川」から

2020.1.6  日経産業新聞の記事「眼光紙背:プロ球団100年と品川」から

野球史に残る球団創設の起源が品川に

 コラムの著者は、平岡凞(ひらおか ひろし)氏の日本初プロ野球球団の創設について触れている。

◯民間車両メーカーの創業も

 2020年は日本最初のプロ野球球団「日本運動協会」の発足から100年という記念の年でもあるという。同野球団は早稲田大学野球部OBを中心に編成され、その技術向上に貢献したのが、平岡氏であるという。

平岡氏は、徳川御三家の1つ田安家の家老の家に生まれ、15歳で米国に留学し、ボストンやフィアデルフィアで機関車や客車の製造技術を学んで帰国。工務省鉄道局に入省し新橋鉄道局に配属。その後、民間車両メーカーである平岡工場を創業する。同工場はその後汽車製造会社に吸収、さらに川崎重工業と合併した。

平岡氏自身は、留学時代に仲間と楽しんだ野球が忘れられずに1878年に国内初のクラブチームとされる新橋アスレチック倶楽部を設立した。平岡氏はさらにボストン・レッドストッキングス(アトランタ・ブレーブスの前身)のスター選手であったアルバート・スポルティング氏と親交があり、引退前にスポーツ用品会社スポルティング社を立ち上げたアルバートから、野球用具や最新のルールブックの提供を受けたという。さらに、球場建設にも尽力し、現在の品川駅の南側に「保健場」というグランドを作った。平岡氏自身も留学時代に変化球を習得し「国内初でカーブを投げた男」という称号までもつ。保健場は旧制一高(東京大学教養学部の前身)や早稲田大学、慶應義塾大学の学生らを指導したという。品川は野球の聖地の1つだという。⚾︎🚃🎓📖🏦💴📊🔎⚡️🌍happy01🌎🇯🇵🇺🇸


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ヤフーにニュース安売りの新聞社」から

2019.11.26  日経産業新聞の記事「眼光紙背:ヤフーにニュース安売りの新聞社」から

書籍「2050年のメディア」は新聞業界で波紋

 コラムの著者は、書籍「2050年のメディア」が新聞業界で話題になっている事情について述べている。

◯契約解消に動けない新聞社

 ヤフーが新聞社から記事を買う際に支払うコンテンツ料で一部大手と地方の新聞社との格差が10倍あり、さらに安いコンテンツ料でコンテンツ配信しているヤフーから露骨な見下した態度があるという。

新聞社は常識的に考えればヤフーと契約を結んで記事を提供しているわけだから不満があれば交渉したり、場合によっては記事を提供しなければ良いと言える。だが、月間150億ページビューを誇るヤフーへの記事提供をやめればコンテンツ料だけでなく自社サイトへの誘導も失うリスクがある。しかも、担当によれば初期の契約内容でコンテンツ料が安すぎたとの恨み節もあるという。逆に、交渉相手のヤフーの方が新聞社の実力を分析し新聞社を個別に口説き落とした。

そのヤフーがLINEと経営統合するという。海外のプラットフォーマーを意識してのことであるが、話題はスマホ決済ばかりでコンテンツ料のことは出てこない。新聞社は読者のエンゲージメントを高める方策を自ら見出すしか方法はなさそうである。🖥📰🗞🎓📖🏦💴📊🔎⚡️🌍happy01🌎🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:世界は狂っているか?」から

2019.10.31   日経産業新聞の記事「眼光紙背:世界は狂っているか?」から

東京五輪の誘致での謳い文句は?

 コラムの著者は、東京オリンピックのマラソン・競歩の札幌開催問題を気候変動の理由で解くには無理があることを立候補ファイルにある謳い文句をとりあげ述べている。

◯狂っているのは「天気」ではなく人間の方では

 観客動員数1000万人を超えた新海誠監督作のアニメーション映画「天気の子」での台詞で「世界なんてさ、どうせもともと狂っているのだから」という主人公の行動との対比で語られる場面があるという。今回問題になっている、東京オリンピックのマラソン・競歩の札幌開催は狂っているのは気象なのか人間なのかという映画のテーマが重なって見えるともいう。

そもそも、東京開催を招致する際の立候補ファイルにある以下の文章が気にかかる;

「この時期(五輪開催予定の7月24日〜8月9日)は晴れる日が多く温暖でアスリートが最高の状態でパフォーマンスをできる理想的な気候」

という謳い文句である。確かに誘致成就の歓喜でかき消された感がある。改めてこの文章を東京の夏の猛暑を考えるとかなり違和感があると言える。IOC(国際オリンピック委員会)は今年9から10月にドーハでの世界陸上選手権大会で酷暑のため多くの棄権者が出たことから、今回の札幌開催に動いたという。もともと、真夏の開催は巨額の放映権料を支払う米テレビ局の意向とされるが、それでこの謳い文句とは招致委員会の信頼性はどうなのか。☔️☁️☀️📖🗞🌃🏢💡🔎⚡️happy01🌎🎓🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:平尾流と松尾流のスクラム」から

2019.10.24    「眼光紙背:平尾流と松尾流のスクラム」から

今回のワールドカップではどちらが攻を奏したか

 コラムの著者は、互いに社会人チームでは7連覇に導き、同じスタンドオフで華麗なプレーを持つ、日本代表監督であった故平尾誠二氏と元日本大喬監督松尾雄治氏はインタビューしてその戦略の違いを聞き比較している。

◯個人の能力と組織内の連携は対立するものではなく共に高めチームを強める

 「ゲームでは瞬時に状況を判断する能力が求められ、監督やコーチの指示通りに選手が動くというやり方には限界があ」と語ったのは平尾氏。つまり、選手それぞれの自主性と能力の向上を優先していた。

一方、松尾氏は、「それでは外国人とのパワーの差が縮まらない」とインタビューに応えたという。個々人のフィジカルな差を克服するには組織力やチームプレイが欠かせないと松尾氏は指摘する。

それから10年。ワールドカップで初の8強入りを果たした日本代表は平尾流か、松尾流か?

確かに一人の相手に二人が襲いかかる「ダブルタックル」などは松尾流が示した課題への1つの解答であろう。だが、二人がかりでは相手に数的優位を許すことにもなりかねない。ここの選手の判断力を磨いてきた証しである。

実際は企業活動でもラグビーでも平尾流と松尾流の双方を鍛え、戦うことが重要である結果であろう。🏉🖥📖🗞🌃🏢💡🔎⚡️happy01🌎🎓🇯🇵