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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:経済効果望み薄、五輪再考を」から

2020.5.5   日経産業新聞の記事「眼光紙背:経済効果望み薄、五輪再考を」から

アスリーツには厳しいが政治家のエゴで開催は疑問

 コラムの著者が、多少の憤りを感じた東京オリンピック・パラリンピックの開催延期で追加費用をIOCが日本に求め了承したとの報道に対して開催の意義を再考している。

◯すでに競技場建設などの経済効果はほぼ終了?

 IOCの合意報道を日本側は否定しているが、なぜ新型コロナウイルスの感染拡大の時期に交渉するのかが疑問だとコラムの著者は不満を感じている。現在も1年延期での開催がコロナ禍の収束しているかどうかもはっきりしていない。しかも開催されたとしても海外からの観光客の来訪も望みが薄く、国立競技場など競技施設の建設、オリンピック開催に向けての都市整備などほぼ終了しようとしている。このまま、開催しても経済効果は大きくないと見られる。

 追加負担金の交渉時期も今は時期が悪い。東京開催に代わって名乗りを上げる都市が海外に他にあるだろうか?開催できないならば困るのはむしろIOCの方である。かなり、日本側が甘く見られているように見えるという。

確かにアスリーツにとってはかけがいのない開催だが、新型コロナウイルスの経済対策や治療薬の研究開発に多額の資金が必要な時期に経済効果が見込めないイベントは政治家のメンツ以外ないのではないか。東京オリンピック・パラリンピックの開催は、開催側からの返上といった意見もあってよいのではないか。😷💻📺🏢💴📊😷🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🦠🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:未来の五輪『分散開催』も一案」から

2020.4.10   日経産業新聞の記事「眼光紙背:未来の五輪『分散開催』も一案」から

地理的と時間的な分散も検討の余地あり

 コラムの著者は、新型コロナウイルスの世界的な流行で東京五輪が来年夏に1年延期される決定の過程で地理的な分散について検討されたことに関わり、さらに時間的な分散も検討してはとの提案している。

◯局地的な病気、災害、紛争なら効果がある?

 コラムの著者によれば国際オリンピック委員会(IOC)の一部の委員から「世界各地で分散開催するのも一案」だとの声もあったという。今や新型コロナウイルスが全世界的に広がってしまった現状では不可能となってしまったが、実は、以前から分散開催するという案はあったという。

米国のデジタルカルチャー誌のワイヤード(電子版)では4年前「オリンピックの『コスト』を解決する『開催地分散型』というアイデア」との記事を掲載した。例えば、マラソンならケニアなど、各競技が盛んな国や強い選手の出身国で種目別に開けば既設の施設が使え、開会式のための巨大なスタジアムなどは不要となり、誘致の壁も低くなるという。

さらに、コラムの著者は、地理的な分散とさらに時間的分散を提案している。つまり、夏と冬のオリンピックを統合し、1年かけて各競技を世界各地で順次開催するもの。これなら世界的な今回の感染症では無力だが、局地的な病気、災害、紛争ならオリンピック大会全体を中止する必要はない。

かなり大胆な提案だが、インターネットの登場以降、教育、働き方、コミュニケーションと、すべては集中から分散、個別へと転換した。スポーツも例外ではないのでは?🇯🇵📉📈💊😷🏢💴📊😷🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌎🏊‍♂️


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:治療薬開発、景気にも特効薬」から

2020.4.6   日経産業新聞の記事「眼光紙背:治療薬開発、景気にも特効薬」から

コロナ対策には景気刺激策だけでなく特効薬の開発が効果的

 コラムの著者は、景気後退の本質が、金融、経済ではなく新型コロナウイルスの感染の収束にかかっていることを示唆している。

◯欧米や日本でも巨額な財政出動を考えているが、市場の動揺は収まらない

 新型コロナウイルスの感染拡大で観光やイベント、スポーツなど幅広いサービス業で需要が「蒸発」した。何も都市部だけでなく地方への観光、農業体験、スポーツジムなども軒並み売上高が減少している。飲食業も売上高は前年比の8から9割減の窮状である。製造業も海外がコロナウイルスの大流行で輸出も急減すると考えられる。

また、東京都の感染者の増加を見て感染爆発をふせぐために都市封鎖(ロックダウン)を取らざるをえないかもしれない。2020年度の経済成長率は過去最低で最大の-成長となるだろう。しかも当面は経済成長よりもコロナウイルス対策を最優先事項とすべきで、コロナウイルスの感染収束しか危機を抑えるものはない。

欧米や日本でも巨額な財政出動を考えてはいるが、いくら経済対策をしても根本である需要が回復するわけではない。このような金のバラマキよりも特効薬の研究開発の成功に投資すべきであろう。💊😷🏢💴📊😷🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌍🇺🇸🇯🇵🇩🇪


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:遠隔技術の機能、技術革新のヒントに」から 

2020.4.3  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:遠隔技術の機能、技術革新のヒントに」から

3つの機能を体験することで生まれるイノベーションに期待

 コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークが余儀なくされている中で、逆に遠隔でのメリットを考えている。

◯技術革新で遠隔、遠距離のメリットが見えてきた

  関沢氏は、新型コロナウイルスの影響でリモートワーク(テレワーク)を経験することがビジネスピープルに増えてきたいるのではないかと感じている。日頃から外回りの大ない人にとっては、家で仕事をしても能率は変わらないという声も聞くという。

満員電車での通勤がない分、資料集めなど他の作業に時間がかけられるので、通信環境が整ったことが大きいという。

関沢氏によると、遠隔技術(リモートテック)には3つの機能があるという。

  • 「距離の克服」機能:在宅でのリモートワーク、遠隔診断・手術、オンライン授業、自宅でのフィットネスなど「遠方との共同行動する技術」である。
  • 「非接触接近」機能:5GとVRで中国では隔離患者看護システムんも実用化。新型肺炎などには有効な機能である。
  • 「非存在実在」機能:VRなどで存在していない人や物を目の前に登場させることもできる。5Gであれば、多数の端末から複合情報をリアルタイムに遠方に送ることもできる。

このように新型コロナウイルスの感染拡大は、意外にも人と人との空間的距離を意識させる契機となった。「距離の克服」機能、「非接触接近」機能、「非存在実在」機能の3つを考えることは、社会的なイノベーションを生む可能性がありヒントになると関沢氏は期待している。✋🖥🏠☕️🏢🇯🇵⛹️‍♀️🏀🛠🎓🏢🌍happy01🌎


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:パリのイベント会社、奇抜な演出で人気に」から 

2020.3.18 日経産業新聞の記事「トレンド語り:パリのイベント会社、奇抜な演出で人気に」から

アイデアさえ頂ければイベントの最短時間で設営し運営までお任せ

 コラムの著者 竹原 あき子氏(工業デザイナー)が注目している会社は、創業16年のパリ郊外に拠点があるイベント会社である。

◯課題は人材確保

 竹原氏がパリの街角で見かけた奇抜なデザインのトラック。側面には、エッフェル塔を倒してまるで運んでいるようなラベルが貼られている。かなり通行人の目を奪うという。

トラックの中は、イベントの設営機材が搭載されているという。エッフェル塔を会社のマークに選んだのはソリューション・エヴェヌマンという社員数36人のイベント会社。ツールドフランスのような大イベントから化粧品メーカーの新製品発表会場、講演会、舞台設置など、どんなイベントにも駆けつけ、会場運営まで請け負うという。アイデアさえいただければ、最短時間で設営、運営までお任せください、手ぶらでオーケーといった具合である。これができるのも、イベントに必要なあらゆる機材2千種、2万点をパリ郊外にある専用のマルチストックヤードに常時装備し、マルチ・エンジニア・スタッフを雇って、イベントの趣旨や色彩、マークをアレンジしながらレンタルするという。さらに在庫している装備品を販売するサービスも行っている。

課題は、イベントで必要な音響、照明、映像などに強いエンジニアをいかに確保するかだという。イベント会場で来場者が活気あふれる音、光、映像が流れる演出がないと満足しないからである。🔇🗼📶🛒🛍🍲🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🚛🇫🇷