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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:居酒屋の悩ましい本音と皮肉」から

2022.2.25  日経産業新聞の記事「眼光紙背:居酒屋の悩ましい本音と皮肉」から

店は厳しいが人間らしい生活ができる

 コラムの著者によると、コロナ禍でまんぼう(まん延防止等重点措置)の影響を受けた居酒屋の活動について触れている。

○まんぼう便りの経営

 コラムの著者によれば、東京郊外の居酒屋の主人は「このまま『まんぼう』が続いてくれた方が、楽なんです」と本音を漏らしたという。

この店では、営業時間を午後9時までにして、アルコールの提供(ラストオーダー)は午後8時までとした。コロナ以前は、営業は午前1時だが、時々はお客の要望で2時まで開けたことがあるという。今は、東京都の時短協力金が頼りの営業だという。

早く日常生活が戻ってほしいのではないかと思いきや、もう午後10時以降にお客は戻ってこないと見ている。そこで時短協力金が重要になるという。非常事態宣言では店を閉めて協力金で厨房機器を新調したという。2021年には家族でスキー旅行に行けて、人間らしい生活ができたと、皮肉混じりである。🍶🦠😷🍟🚓💴📖📞🚗🚀⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「小野譲司の目:マイリストの心理的効果、『自分のもの』実感し満足」から 

2022.2.25  日経産業新聞の記事「小野譲司の目:マイリストの心理的効果、『自分のもの』実感し満足」から

サブスク全盛の今、顧客の囲い込みは

コラムの著者 小野 譲司氏(青山学院大学経営学部教授)は、ネットフリックスやアップルミュージックなど映画や音楽を楽しむスタイルがサブスクリプションに変わり料金体系だけでなく顧客との接点をどう設けるかがサービス提供者の悩みでもあるという。

◯サービスの所有が満足感を生む

 小野教授によれば、サブスクリプションでは、ユーザはコンテンツにアクセスする権利が与えられ、場面や用途に合わせて、好みに合わせて視聴できるなど多くのメリットがある代わりに、サービス事業者にとっては所有に関わらない人々を市場開拓できる。しかし、より流動的で一時的なニーズに対する対応だけで、顧客との関係をどう築くかが課題となるという。

1つは定期購読によりメリットを訴求することやポイントなどによる囲い込みを図るだろう。さらにデジタルを活かした、ユーザの閲覧や視聴履歴を分析して豊富なコンテンツからおすすめを提案したり、あとで試聴したいコンテンツをリスト化するマイリストなどがある。

マイリストに小野教授は注目し、ユーザはマイリストを作ることで、心理的所有感を得るのだという。つまり、そのサービスを「自分のもの」と感じることを促すのである。ユーザーはサービス経験を自分のコントロール下に置いている実感をえると、そのサービスを「自分のもの」と感じ、満足度が上がる傾向にあるという。

ユーザをエンパワーメントすることで、サービス事業者とユーザの価値共創をする上でのキーになるという。マイリストはその1手法である。♩🎧🏬🏪🍔☕️🍣🍜🍺🍞🍽😷🦠📱💻📒🛒🎓💳⚡️🌍happy01💡📶