【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:無糖炭酸水、直接飲用で市場急拡大」から
2018/07/16
2018.7.11 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:無糖炭酸水、直接飲用で市場急拡大」から
ストレス社会に爽快感とノンカロリーでマーケティング
コラムの著者 小林 仁氏(食品マーケティング研究所所長)が今回注目しているのは、新製品が続々と登場し、はじけている無糖炭酸水市場である。
○アサヒ飲料の「ウィルキンソン」が市場をけん引
無糖炭酸水自体は、酒の割り水用として業務用主体で販売されてきた。2009年からの「ハイボール」ブームで拡大。2011年ごろから直接飲用比率が上がり、店頭化進み、市場は右肩上がりの成長を続けている。規模も10年間で約8倍となり、17年は約4280万ケースの出荷量となっている。
市場をけん引してきたのはアサヒ飲料の「ウィルキンソン」。通常は瓶詰めであったがペットボトルに変更し、展開が広がった。炭酸水の直接飲用というスタイルを提案してスーパーなど小売り市場での導入率が広まった。その後他社の参入も進み市場が拡大した。
各社の製品の共通するキーワードは「強炭酸」でより強い刺激で日常のストレスを解消、さらに爽快感とノンカロリーという健康志向によるという。他の飲料に比べコスパが良いともされている。まだまだ成長の余地があるとのことだ。🍹🍸📈🏢💡⚡️🌎