【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:ソーシャルギフト」から
2014/03/09
2014.3.6 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:ソーシャルギフト」から
異種間融合で新サービスを生むKDDIの挑戦
コラムの著者 三浦俊彦教授(中央大学商学部)は、KDDIが開設している「KDDI∞Labo(ムゲンラボ)」の活動を紹介し、ネット時代のインキュベーションについて語っている。
○ソーシャルギフトをSNSで行うギフティ(東京・品川)
ソーシャルギフトは、SNSを使って相手の住所を知らなくても1000円程度のちょっとしたプレゼントとメッセージカードを贈るサービスである。受け取った相手は、店舗で実物と交換したり、自宅や指定先に配送してもらえるという。これまでの「いいね!」での情報の共有は写真等のバーチャルなものが多い中、実際の物で共有するサービスとして新しいつながりの提案となっている。
このギフティは、ムゲンラボの第一期生である。KDDIとしては、携帯やスマートフォンの回線の利用に伴う課金だけでは競合他社とは差別化できないと考え、以下に優れたソフトやサービスを創出しようというのが狙いだという。イノベーションの基本は、このコラムでも何度も述べているように異種間融合である。KDDIとしては社内の研究開発に留まらず、社外のVBなどとともに異種間融合をおこして、新たなイノベーションを興そうと挑戦している。
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