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2011.5.11  日経産業新聞の記事「人を動かす図解力⑩」から

グラフや表の利用で陥りやすい誤りとは

コラムでは、グラフや表が、発信者の思いこみや主観的でないことを示し、情報が一覧できて相手に理解されやすい特徴を更に活かすポイントについて解説。

【グラフや表の作成後のポイント】

  • 相手が立ち止まり、改めて考る手間を省くために以下をポイントと考えよう!
  1. タイトルは、グラフや表から得られる結論を使う

▶「○○売上推移」ではなく、「○○の売り上げは前年比□%上昇」といった具合に

  1. 線や矢印を使って、グラフや表のみてほしいところを強調

▶上昇を示すカーブや矢印、囲み、差分やギャップを矢印で表現

  1. データの出所を記入する

▶発信者のメモとなるだけでなく、聞き手に更に詳細な調査ができるための配慮と情報が信用できることを示す

【資料が出来たら】

  • 一晩寝かせて、分かりやすい表現か、誤解がないか、独りよがりになっていないかを再点検
  • 相手がどうすれば理解しやすいかを、相手の立場で考えることを忘れない

テクニック以前に、相手の立場で理解しやすい資料かどうかを常に工夫することをコラムの著者は繰り返し注意している。日頃の訓練が必要だ。

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