【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:6次の隔たり、74億人の『小さな世界』示す」から
2018/01/12
2018.1.9 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:6次の隔たり、74億人の『小さな世界』示す」から
日本はサイエンスとテクノロジーの基盤のもとに希望が自由に躍動をすることをリードしたい
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、2013年7月30日に話題した「6次の隔たり」をさらに紹介してその先進性について触れている。
◯米心理学者スタンレー・ミルグラムによる「スモールワールド実験」
和田教授は、以前に紹介した「友達の友達を通じて6人つながれば、74億人のすべての人と間接的な知り合いになれる」という「6次の隔たり」を具体的に再度説明している。
例えば、和田教授(1)を端に発して、
- 和田教授の親戚(2)
- (2)が親しい外務官僚(3)
- (3)がチリ大使に赴任し、チリの外務省の役人(4)
- (4)の友人の実業家(5)
- (5)の友人であるパタゴニアの寒村の尊重(6)
となれば、和田教授から地球の裏側の村まで6人の、5ステップで繋がるという。ここで、出て来た仲介者は特別な人ではなく普通の方達である。
この概念は、米心理学者スタンレー・ミルグラムによる「スモールワールド実験」という研究から生まれた。この実験では、届くまで経由した人の平均数は5.83人だったという。確かに、実験では世界的規模でなく、米国内であったことや追試に失敗したなど問題が指摘はされている。しかし、6次の隔たり概念の先駆けとして、歴史にとどめられるべきものだと和田教授は述べている。🎓👓⚡️🌍
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