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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:女子ゴルフ、沖縄の縁広がる」から

2017.3.8   日経産業新聞の記事「眼光紙背:女子ゴルフ、沖縄の縁広がる」から

本土と沖縄のパイプ作りに

コラムの著者は、女子ゴルフの国内開幕戦の1つ、第30回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが5日に閉幕したが、ただの競技大会以上の意味を持っていることを述べている。

◯「沖縄の明るい情報を全国に発信したい」という琉球放送最高顧問のアイデアから

同トーナメントは、琉球放送の元最高顧問の小緑邦男氏の願いに共鳴した日本興業銀行やダイキン工業のトップから1988年から始まったという。

その狙いは、本土と沖縄の経済界のパイプ作りにあり、徐々に大きくなってその狙い通りになっている。ただ、経済界人も高齢化が進み、今後がこのパイプを世界に向けたものに向ける尽力が必要だという。

どの経済団体もゴルフだけでなく、人的交流の大きさを進めなければならない。そういえば日米のトップもゴルフ外交だったようだが。⛳️🌍😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 電動アシスト自転車、米での人気、急加速」から

2017.2.21   日経産業新聞の記事「風向計: 電動アシスト自転車、米での人気、急加速」から

都市部での人気

コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国で人気の電動アシスト自転車(Eアシストバイク、EAバイク)について背景について語っている。

◯ニューヨークで自転車専用レーン設置が引き金?

米国は世界一の自動車大国だが、その一方で自転車の人気も上がってきているという。

ニューヨークで10年前に自転車専用レーンができて歓迎を受けたという。さらに最近人気なのが、電動アシスト自転車(Eアシストバイク、EAバイク)であるという。

人気ぶりは、電動アシスト自転車の専門オンラインストア、「プロペルバイク」を始めたクリス・ノルテ氏が2015年7月にBrooklynに小売店も開いた。そこが、販売から修理、情報交換の場となり愛好者のハブの役割を果たし、売上も100万ドルをこえたという。ノルテ氏自身も自転車愛好家であったが、兵役中の背中を負傷してから電動アシスト自転車に乗り換えたのが開店のきっかけだという。販売車は欧米メーカー製で2500ドル〜4000ドルの価格帯が人気だという。

スポーツ感覚でレジャー用として乗るのはベビーブーマー層で、通勤などで使うのは大都会に住む1980年〜2000年生まれのミレニアル世代で、環境問題に関心が高く、車の運転免許もいらないというプロファイルである。

まだまだ、世界市場規模で電動アシスト自転車は増加するとの予測も出ており、イノベーションのおかげで、自転車の軽量化とバッテリー持ちの改善で今後も成長するだろう。さて、日本メーカーはどうこの市場に食い込むのだろうか?🌍🚲🚴🚵happy01


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:地方マラソン三位一体の法則」から

2017.1.10    日経産業新聞の記事「眼光紙背:地方マラソン三位一体の法則」から

ランナーだけでなくも楽しめる仕掛け必要

コラムの著者は、空前のラン・ブームの歪みに触れ、地方大会での成功の条件について触れている。

◯行政、ボランティア、地元の関与の三位一体が重要

コラムの著者が、東北風土マラソンの主宰を行うVBに地方大会の成功条件を聞いた;

  • 行政の協力
  • ボランティアの協力
  • ランナーの満足度
  • 一番重要な地元の関与

だという。地方としては、行政、ボランティア、そして地元がキーで、例えば、東北風土マラソンでは、

  • 給水所では東北各地の食を提供
  • 日本酒フェスティバル;ワインを飲みながら楽しむフランスの「メドックマラソン」にならって地域のブランドの活性化を狙う

といったランナーのみならずとも楽しめる仕掛けがあるという。地元をやる気にさせないと地方マラソンは持続しないと、VBの代表は強調したという。🍷🏃😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:スポーツにみる科学技術の未来」から

2016.12.29    日経産業新聞の記事「眼光紙背:スポーツにみる科学技術の未来」から

スポーツ界の偉業が科学技術にも通じる

コラムの著者は、2016年のスポーツ界で、大いに日本の科学技術にも参考になる2つの事例があるという。

◯リレー競技とプロ野球

コラムの著者が注目する事例の1つは、リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した日本チームのことである。

世界のトップグループにも入っていないメンバーたちだが、巧みなバトンリレーの練習を重ね、チームとしての洗練度を上げて、快挙を成し遂げた。個々の力が及ばなくても、チームでトップを狙うという、科学技術でも通じる方法だ。

もう1つの事例は、今回、プロ野球セリーグで25年ぶりに優勝した広島東洋カープである。潤沢な資金がない中で、若手選手の育成と効果的な外国人選手を発掘して起用し戦力を高めた。しかも、焦らず時を待った末の優勝は快挙となった。

同様に昨年ノーベル賞を受賞した大隈良典東京工業大学名誉教授の業績に通じるところがあるという。今年2017年はどのような人たちの活躍があるのだろう。⚾️✏️😃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:忙しい20代女性、運動・おしゃれ余裕なく」から 

2016.11.10  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:忙しい20代女性、運動・おしゃれ余裕なく」から

のんびりが優先

コラムの著者 関沢 英彦(東京経済大学コミュニケーション学部教授)は、スポーツ庁の調査や博報堂生活総合研究所の定点調査などから20代女性の生活が多忙で、スポーツやおしゃれに時間が割けないことに触れている。

○働くことが多忙で私生活にも影響

スポーツ庁の2015年度体力・運動能力調査では、20歳代の女性は1985年度に比べて約10ポイントも低下しているという。また、首都圏・阪神圏20〜69歳の3160人を対象にした博報堂生活総合研究所の「生活定点調査」においても、「1年を通して何かスポーツをしている」という20歳代女性の率は2016年14.5%と1998年の31.9%に比べ大幅に減少した。

さらに就業率も現在7割で働くことが主流になっている。

働いていると体力が求められる。2015年12月に発表された厚生労働省の「国民健康・栄養調査(14年度版)」では、20代女性は痩せている女性の割合が20年ぶりに2割を切ったという。ぽっちゃり系が増えているわけだ。さらに20代女性が好きな料理も高カロリーのメニューが5割を超えたという。

かつては20代女性はファッションリーダーであったが、時間のゆとりは減少。だからこそ、日常生活ではゆっくりやりたい方だ、が増加した。

のんびりしたいから、スポーツやおしゃれにも心を配る人が減ってきている。cafehappy01