【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:服のデザインに地図、ゼンリン、新市場を創造」から
2017/03/13
2017.3.9 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:服のデザインに地図、ゼンリン、新市場を創造」から
ゼンリンの企業認知度をあげ新規顧客を得る戦略
コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、これまでと違った価値を異業種提携で行おうとしているゼンリンの戦略について触れている。
○ゴルファー向けアパレルブランドとコラボ
ゼンリンのコラボ相手は、ゴルファー向けアパレルブランド「マスターバニーエディション」で、春夏用半袖ポロシャツに、地図データを採用。昨年夏、ゼンリンの方から申し入れて実現したという。この背景にはゼンリンの地図デザインビジネスに掛ける強い思いを感じると高岡教授は語る。
ゼンリンは現在中長期経営計画で「ゼンリングロースプラン2020」を実施中。その中で「地図を新たなコンセプトで捉えて市場創造する」ことを目標の1つに掲げているという。
「地図といえばゼンリン」の時代から「地図といえばグーグルマップ」と答える若年層が増えてきた時代を反映しようとしている。実際、グーグルマップはゼンリンの地図を採用しているが、認知度が低いのである。
アパレル側は新規顧客を獲得できることもねらいである。すでに展示会では評判は上々だという。👕🗾🚓
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