【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「Deep Insight:DEIの本質は『全員経営』」から
2025/03/05
2025.3.4 日本経済新聞の記事「Deep Insight:DEIの本質は『全員経営』」から
「全能」のつもりで独断専行に走るリーダーより「全員」の力を結集できるリーダーを
王冠とチェーンソー。現在の米政権の性質をこれほど端的に表したものはないという。コラムの著者 村山 恵一氏(日本経済新聞社 コメンテーター)によれば、トランプ大統領は2月19日、自身のSNSに「王様万歳」と投稿、ホワイトハウスの公式Xには王冠をかぶる自らのイラストを公開した。翌日、政府効率化省を率いるイーロン・マスク氏は政治集会で「官僚主義を切り崩す」とチェーンソーを振り回したという。世界史の流れを決める大国トップと、世界屈指の実業家。「私は全能」をそのまま政権の動ききなっている。そこで、逆のDEIを軸に据えた経営は時代に合っていないのか。
◯DEIは的外れに理想論ではなく、グローバルでの存在感向上の源泉
村山氏によれば、トランプ政権は「反」DEI(多様性、公平性、包摂性)の方針で進み、産業界に同調を求めている。自分の考えや力を絶対視するリーダーにとっては他者に思いを致すDEIは「邪魔な縛り」、「過剰な配慮」と映るようである。
誰もが集い、存分に才能を発揮する機会があり、恩恵は全体に及ぶというのが、村山氏はDEIの本質と捉えたいという。さらに、社会的、倫理的に正しいからDEIを実践している訳ではなく、伸びる経営には必須であると村山氏は語っている。
「全能」のつもりで独断専行に走るリーダーより「全員」の力を結集できるリーダーを考えるのが、時代の要請ではないのだろうか。
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