【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:平屋とタワーマンション、豊かさモデルの両極」から
2022/12/23
2022.12.16 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:平屋とタワーマンション、豊かさモデルの両極」から
住生活の底に伏流水のように流れる価値観の違いが存在
コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)によれば、書店では平屋建て住宅の本が注目されている一方で、タワーマンションと呼ばれる超高層の集合住宅も人気が続いている。さて、平屋とタワーマンションという対照的な住まいは現代における「豊かさモデル」の両極を示しているという。
◯将来はどちらも満足する住まいも登場か
関沢氏は、住まいに表れる「豊かさモデル」を下表のように分析している:
平屋モデル | タワーマンションモデル |
自然 | 技術 |
生活 | 経済 |
地域 | 個人 |
- 「自然」VS.「技術」:平屋を好む人は樹木や草花が間近にあることを好み、タワーマンション派は眺望の良さを誇る。つまり、自然との共生か、技術力で可能となった環境をとるかになる。
- 「生活」VS.「経済」:平屋派は庭仕事や家の手入れなどの生活に向き合う局面が多い。タワーマンション派は規模が大きいので、売主・建設会社・管理会社の実績や評価を慎重に調査する。住まいの資産価値に影響を与えるので、経済の変動にも敏感である。
- 「地域」VS.「個人」:対人関係についての違い。平屋派は、庭越しの挨拶やゴミ出しの当番など、地域の人々と親密な関係となる。タワーマンション派は個人間に距離を置く人が多い。
このように豊かさの「平屋モデル」では「自然・生活・地域」が重視され、「タワーマンションモデル」では「技術・経済・個人」の比重が高い。もっとも近い将来、VR技術などで外の景色は変えられるであろうし、両方のモデルを満足させるような住まいも登場するであろうと、関沢氏は予想している。このように住生活の底に伏流水のように流れる価値観の差異が、マーケティングでは良き洞察となると思われる。🏢🏘🏡💭💬📖🖋🏫🎩📕👩✋⛑🕠💪🏃♀️📺📶💺💻🏠👧👩😷🦠❤️🌍🌎🇯🇵
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