【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日立の1兆円とご三家」から
2021/04/26
2021.4.16 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日立の1兆円とご三家」から
創業から続くビジネスでも入れ替える大変革
コラムの著者は、このところの日立製作所の大型取引やディールの背景について語っている。
○モノとクラウドのプラットフォーマーに照準
コラムの著者によれば、日立製作所が立て続けに大きな取引、ディールを進めている背景に、河村芳彦最高財務責任者(CFO)が述べた「今後もポートフォリオの入れ替えを進めていく」と表現したところにあるという。
1兆円を投じて米グローバルロジック社を買収する一方で、いわばご三家の1つである日立金属の売却を考えているという。創業から100年以上の歴史を持つ日立グループの形を大きく変える挑戦である。
素材やそれに近い日立金属などを手放し、米グローバルロジックを手に入れるのは、日立の変身の先が透かして見えるという。それは、「モノ」であるという。
デジタル化が進んだ産業界では、処理すべきデータ処理が膨大になる。モノに近い「エッジ」でいかにデータ処理できるかが課題だという。これまで日立はモノづくりで今の地位を築いてきたが、そのモノに組み込む半導体とクラウドをつなぐ技術に長けた米グローバルロジック社を取り込んで、「モノとクラウドのプラットフォーマー」を狙っているという。それがポートフォリオの入れ替えだというわけだ。
ただ、今後提携や買収が順調に進むかどうかはまだまだ不透明で、日立製作所も決して海外企業の扱いが上手いとは言いにくいという。内弁慶体質を脱却して、グローバルに打ち勝つかどうかが大変革の挑戦であろう。✏️📶🏊♀️🥎⚽️♬💃🖼⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕🌏🇯🇵🇺🇸
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