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2020.8.26 日経産業新聞の記事「トレンド語り:室内水耕栽培、都会生活に心の癒し」から

都市封鎖のニューヨークから人気

 コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国で流行っている家庭菜園が新型コロナウイルスの感染拡大と都市封鎖でニューヨーカーたちの生活を癒すことになっていると語っている。

◯農場から食卓への実現

 新型コロナウイルスの感染拡大で、自宅隔離を3ヶ月以上余儀なくされてきたニューヨーカーの間で、家庭菜園、特に野菜やハーブを水耕栽培で育てることに人気が高まっているという。

日当たり、スペース、そして自由時間に制限のある都会に住む人たちに感謝されているのが、一切土壌を使わない室内水耕栽培機であるという。場所を取らず、コンパクトなキットで、LED照明が組み込まれており、栽培に必要な自然光は不要である。品種によって照明時間が変わるが、栽培機にプログラミングされており、除草剤や駆除剤などの農薬も一切使わないように考えられているという。

野菜やハーブの種も、サラダ用、ハーブティー用、花と多種にわたっている。目的によって購入者が選べ、人気があるのは、野菜ではレタス、ケール、プチトマト、ハーブティー用では、バジル、パセリ。ミントであるという。人気ブランドは、エアロガーデン、クリック&グローで、90から200ドルの価格帯のものが売れているという。

人との社交がままならない現在、毎日、少しずつ成長していく野菜やハーブを観察し、収穫できることに心の癒しを感じている人も多い。まさに農場から食卓へという生産者から消費者への安全で新鮮な食材を届けるというライフスタイルに一致していることも興味深い。🌱🌿🍴🥟🦠😷🍲🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇺🇸

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