【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:最も安く、確実に建つ原発は」から
2018/04/01
2018.3.28 日経産業新聞の記事「眼光紙背:最も安く、確実に建つ原発は」から
日米欧VS中露
コラムの著者は、日米欧が原子力発電所の安全対策に頭を痛めている間に、中国やロシアは案件を積み上げ、人材と経験を磨き、多くの国でビジネスを成功させていると述べている。
◯安全対策費は性能向上と訴えても実績がなくビジネスは厳しい
日本の官民がトルコで計画する原子力発電所事業の総事業費が当初の見込みの2倍以上となる4兆から5兆円に膨らむことになったという。東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて強化された安全対策費がかさんだという。
米国でもウエスティンハウスが請け負っていた4基の原発新設も工事が遅れ、東芝の経営破綻が要因であった。建設費がかさみ、安全対策に費用をかけても実績がない。一方で、パキスタンなどで中国は僅か6年足らずで竣工し、しかも安い。ロシアも同様だ。着実に案件を積み上げ、人材や経験を磨いていく。今や、最も安く、確実に建設できるのは、中国とロシアだけのようだ。🏢🔍💡⚡🌍
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