【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:デジタル一眼α9、新センサーで連写1秒20コマ」から
2017/07/04
2017.7.3 日経産業新聞の記事「拡大鏡:デジタル一眼α9、新センサーで連写1秒20コマ」から
デジカメの性能はイメージセンサーの進歩に連動
コラムの筆者 内田 勲氏(フォトアドバイザー)は、ソニーが5月に発売したデジタル一眼カメラ「α9」の技術的な改善について語っている。
◯高速処理を可能にしたソニーの技術
同製品の性能は、1秒間に20コマの速さで連続撮影ができることで証明されている。その機能実現には、同社の積層型CMOSイメージセンサーの開発が必要であった。
新型イメージセンサーにはDRAMを組み込み、データを高速で処理ソフトに送ることができる。従来より20倍の速さでデータを送り出すことができる。さらに高速移動を撮影する際に被写体像がゆがむという不具合も、この高速読み出しで改善されている。
CCDの時代からソニーはカメラメーカーに素子を供給しており、初期は高画素化、高感度、小型化にちからをいれてきた。さらに、裏面照射型という従来発想の逆転で、構造の裏面から光をうけるということで信号処理回路によって妨げられずに光を効率よく集め、感度が飛躍的に向上した。
これまでの2層化に続き、DRAMを積層することで高機能を実現した。しかもスマートホンにたいしておこない、今回本格的な一眼カメラに対応した。
残りは、内田氏によれば、階調表現の改善であるという。まだまだ、業界には技術的な課題がありそうだ。⚡️💡📷🌍
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