【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:基礎をしっかり、すべての成功の秘訣」から
2017/06/10
2017.6.6 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:基礎をしっかり、すべての成功の秘訣」から
物事の全体が成り立ってゆく流れの最上流
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、基礎(基本・基礎)の重要性を建築などで例えながら説き、自然やあらゆる学問や文化が基礎の上で成り立っており、成功にはこれを外せないことを説明している。
◯すべての物事に基礎がある
学問でもスポーツでも「基礎をしっかり」「基本を学べ」とよく言われるのはなぜか。和田教授によれば、基礎は、物事のすべてに渡り成り立っていく上での最上流にあって、それがないと、完成までの一連の工程に入れないものだという。
建築の世界で例えれば、基礎は建物の土台。建物はそれ自体の重さと人や家具などで床にかかる重さ、地震や風雨によって生じる力に対応しなければならない。地盤に建物を固定しなければ不安定で、「砂上の楼閣」になってしまう。しっかりと固定するのが基礎構造物でその施工を基礎工事というわけである。
基礎科学は、学問の基礎で、人文・社会・自然科学がある。さらに自然科学の基礎が理学であり、物理学、数学、化学、生物学、地学、天文学などが含まれる。これに対して、工学、医学、農学、薬学などは理学の応用である。
産業での基礎は、一般産業の礎で、鉄鋼業やエネルギー産業、機械工業、化学工業が含まれる。
生命の基本生産者は人間ではなく、プランクトンで、人類を含め地球上の生命を繁栄させている。💡📖🏠🏢🌎
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