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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 伝統芸能、若者開拓へ情報発信磨く」から

2017.1.17   日経産業新聞の記事「風向計: 伝統芸能、若者開拓へ情報発信磨く」から

「すぐれた文化や芸術」を日本の誇りに挙げた人が増加

コラムの著者 山本 直人氏(コンサルタント・青山学院大学兼任講師)は、1月半ばにインターネット動画で話題になった「国立劇場版PPAP」にふれ伝統芸能の担い手も若者開拓へ動いていることについて触れている。

◯内閣府調査の結果にも文化や芸術を取り上げる人が増えている

話題の動画は2分ほどではあるが、三味線に笛、太鼓が加わる長唄囃子で、PPAPをアレンジしたもので、完成度が高いという。「ペン・塗三方・三方・ペン」なので「PNSP」というタイトル。国立劇場は昨年開場50周年を迎え、情報発信にも力が入っている。

さらに、「初心者でも楽しめる」と銘打った「渋谷らくご」がライブハウスで開催され、価格も低めで若者にも人気だという。

ここにきて日本の伝統芸能にも若者が注目し始めているようだ。

山本氏によれば、内閣府が毎年実施している「社会意識に関する世論調査」には、「日本の国や国民について、誇りに思うことはどんなことか」という質問があるという。

2016年2月実施の調査では、

  1. 治安の良さ
  2. 美しい自然
  3. すぐれた文化や芸術

と、文化や芸術は3位であるという。この傾向は毎年変わらず、長期的データを見ると、「文化や芸術」を挙げる人が増加しているという。🌍🌸🍁happy01

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