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2017.1.17  日経産業新聞の記事「TechnoOnline: トランプ氏の科技政策、日本、対峙しうる戦略を」から

科学に対して無関心か認識不足か?

コラムの著者 志村 幸雄氏(技術評論家)は、トランプ次期大統領の科学技術政策の後ろ向きな発言に対して、世界特に日本に対する影響について語っている。

◯米科学振興協会も批判

トランプ次期大統領の発言は物議を醸し出しているが、科学技術の面でも問題発言があるという。特に地球温暖化対策については;

  • 温暖化はでっちあげだ
  • 気候変動には、まだ分からないことが多い

とし、温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの脱退もほのめかしているという。

このような事態に危惧を抱いた米科学振興協会も;

  • 「一般に受け入れられた科学的事実を根拠がないとしたり、否定する」態度を批判

しているという。このような一連の対応は、科学技術への時代的要請に無関心か認識不足だと指摘している。

さらに、日本への対応だが、かつての貿易摩擦が技術摩擦に進展したように国際的な技術移転やオープンイノベーションが阻害されると、志村氏も危惧を抱いている。これに対抗するには、日本も「米国第一主義」に対峙しうる国家戦略と、産官学で、基礎研究、応用研究を踏まえた新技術創出が必要と説いている。🌎🇺🇸🇯🇵happy01

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