【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 料理手配、アプリで注文簡単」から
2016/10/23
2016.10.18 日経産業新聞の記事「風向計: 料理手配、アプリで注文簡単」から
配車サービスで培ったノウハウとテクノロジーを反映
コラムの著者 岩崎 博論氏(博報堂イノベーションデザインディレクター)は、配車サービス大手のウーバーテクノロジーズが9月から東京都港区で始めた料理宅配の仲介サービス「ウーバーイーツ」について語っている。
◯スマホ普及もアプリ内完結から現実世界の利便性の向上へ変化
利用には専用アプリが必要である。手に入れたら、つぎのようにして注文する;
- アプリから配達先の住所を入力し、配達先のエリアに応じて提示されたレストランのメニューから選択する。
- 注文内容と合計金額を確認する
- 「注文する」をタップすると、配達予定時刻が表示される
- 時間になると配達員が品物を届ける
- 支払いはクレジットカードを利用
と、アプリで完結する。現金でのやり取りはなく、配車サービスで培ったノウハウとテクノロジーが反映している。一方、飲食店からみると、配達員やバイクを抱えることなく、幅広い顧客にアプローチできるメリットがある。
国際的にも、中国では多くのVBが参入し、すでに大きな市場を作っている。米国でももともとフードデリバリーの習慣が日本以上に定着しているため普及が速い。
スマホ普及の初期は、アプリ内完結型が多かったが、いまや、第2ステージともいうべき、現実世界の利便性向上に使われるケースが増えている。
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