【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:第4次産業革命で生産性の向上を」から
2016/10/18
2016.10.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:第4次産業革命で生産性の向上を」から
不況は需要不足ではなく、生産性の伸びの低さが原因
コラムの著者は、日本銀行の金融政策を進めても日本の病巣が治癒するのではなく、根元である生産性を高め実質所得をあげることにあるという。
◯ほぼ完全雇用状態でも生産性が低い日本の産業
金融政策でマイナス金利を深堀し財政支出を拡大しても、日本の経済の根本治療にはならないという。
日本が抱える問題は、需要不足による不況ではなく、生産性の伸びの低さにあるという。生産性が低いので報酬が低迷したままで、需要が伸びない。データからみると日本の雇用環境はほぼ完全雇用なのに、所得が増えない。まるで、自動車の時代に馬車を巧みに操って荷物を運んでいる、とった比喩にある状況である。生産性の低い仕事を目一杯働き続けているという。
この対策として成熟した日本経済には、人工知能やIoT、ビッグデータの活用などフルに活用する第4次産業革命を積極的に進めるしかないという。外資や外国人も取り込み、規制産業の競争を促し、このままでは死滅するという刺激を産業界にあたえないといけないという。
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