【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: VR、広告・マーケティングが注目」から
2016/07/29
2016.7.26 日経産業新聞の記事「風向計: VR、広告・マーケティングが注目」から
最高賞はVR体験の作品
コラムの著者 岩崎 博論氏(博報堂イノベーションデザインディレクター)は、南仏カンヌで開催された世界的な広告賞のイベント「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」に参加し、VR(仮想現実)の広告やマーケティングについてふれている。
○メディア全般に広がるVR
専用のゴーグルやHMDを装着することで、その場に居合わせたような現実感でコンテンツが視聴できるのがVRである。アイデア自身は新しくないが、広告やマーケティングに利用するのは今年から本格化した感がある。
二部門の最高賞を獲得したのは、VR体験の作品であったという。頭の向きを変えるとそれに応じてアングルを変化させる視聴体験は新鮮だという。
メディア側だけでなく端末も普及が進むであろうし、SNSでもVRの再生をスムーズに行うシステム更新が進んでいるという。さらにこれはコンテンツを制作する環境も整いつつあることから、VR動画が実用化されるのは近い将来になりそうである。また、普及が作り手の創造性を刺激し、これまでにないコンテンツが世の中にでてくる。そこに臨場感と没入感、感動を2次元以上に広げるVRは広告やマーケティングの手法を変えることもありそうだ。
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