【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:官憲の裏いくポケモンGO」から
2016/07/31
2016.7.27 日経産業新聞の記事「眼光紙背:官憲の裏いくポケモンGO」から
既存の社会秩序や統治をのノウハウからはみ出した部分
コラムの著者は、屋外でスマートフォンを使い遊ぶゲーム「ポケモンGO」の特徴について触れている。
◯子供も大人も熱中してトラブルも
画面に登場するキャラクターを追ったり、戦わせたりできるゲームで海外に引き続き日本でも先週末から急激に利用者が増えたという。熱中のあまり、交通事故などのトラブルも生んでいるという。
このゲームの特徴は、現実空間を使用料ゼロ、許可なしでゲームフィールドとしてしまった点である。通常、現実な場では、エンターテインメント興行は許可と場所代が壁になる。さらに言えば、現実の場である広場での歌唱や大道芸など官憲の取り締まりの対象も、ネット相手では想定外の事態である。
民泊やライドシェア(マイカー相乗り)同様、既存の社会秩序や統治のノウハウからはみ出した部分での新サービスであり、新技術である。
このようなはみ出した部分を受け入れるか、拒絶するかで日本のこれから先が変わりそうだ。
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