【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:マンション販売、負のスパイラル」から
2016/07/23
2016.7.18 日経産業新聞の記事「眼光紙背:マンション販売、負のスパイラル」から
売るしかない不動産業者の状況
コラムの著者は、バブル崩壊後の1992年以来の低水準のマンション発売戸数の減少には、背景に価格高騰があるご、その要因について触れている。
◯五輪特需以前に厳しい状況
不動産経済研究所の調査によると、2016年上半期のマンション発売戸数は前年比で2割近い減少で、バブル崩壊後以来の低水準だという。さらに契約率も低い。供給戸数を絞ったにもかかわらず、平均68.4%となり目安の7割減となってしまった。
背景は、価格の高騰で、首都圏では、前年同期比で8.2%も上昇。請け負うゼネコンも「高いというならやめてもらって結構。仕事はいくらでもある」と強気。不動産会社は、土地をすでに購入しており、現金化するにはマンションを完成し、売るしかない。しかし、高いから売れない。負のスパイラルがはじまりそうだ。
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