【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:悪いことをするとTV見せますよ」から
2016/01/14
2016. 1.8 日経産業新聞の記事「眼光紙背:悪いことをするとTV見せますよ」から
リアルタイム番組しかなかった時代から真逆に
コラムの著者は、米国の駐在日本人に聞いた言葉が、昔の叱咤の真逆になっていることについて触れている。
○録画もオンデマンドもなかった時代
かつては、母親に「悪いことをすると、テレビ見せませんよ」と叱られた読者もあるだろう。当時は、お楽しみの番組は、次の放映までおあずけ。
ところが、米国の駐在日本人家族に聞くと、子供が言うことを聞かないと「そんなことをしているとテレビを見せますよ」というそうだ。その意味は、Netflixなどのネット経由の動画配信サービスが普及する米国では、「好きな時に好きな場所で好きな端末で」視聴するスタイルが定着しているという。番組の途中のCMはなく、トイレに行く時は一時停止すればよい。
それにひきかえリアルタイムの放送の視聴は、不自由だという。自由なネット動画環境に慣れた子供達には、放送の動画は耐えられないくらい不自由なことなのでそうだ。こうなると、スポーツ観戦でリアルタイムで見る程度の用途しか放送のテレビ番組は付加価値はないのかもしれない。
コメント