【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:発泡素材、可能性はアイデア次第」から
2015/10/10
2015.10.8 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:発泡素材、可能性はアイデア次第」から
軽量、加工しやすく、比較的安い素材
コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、発泡素材が従来の業界の裏方ではなく、生活の表舞台に出始め市場を創造している点を取り上げている。
○照明器具から宿泊施設まで
和歌山県南紀白浜で人気を博しているリゾート型宿泊施設があるという。しかも、70棟の全室異なった内装をしたドームハウスで、構造材は発泡素材だという。
発泡素材の加工しやすく、強靭で、価格が比較的に同種の建材よりも安価である点を生かしているという。これらを兼ね備えた宿泊施設とリゾートサービスを利用した点でユニークだ。
さらに、横浜市で今月下旬に新製品が発泡素材の業界から発売されるという。第一フォーム(神奈川県・横浜市)が考案した発泡素材の家具・インテリアで、ブランド名は「ハポタス」。シャンデリアやキッチンツールなど主要製品の中心価格帯は9千円〜3万円。シャンデリアについては、これまでのガラスとスチールで重いものは、地震などで落ちてくるのではないかと不安な声があり、このようなニーズを十分に聞いた上で、デザイン性は保ちつつ軽量で省エネな照明器具を開発した。(30日から神宮外苑で開催される東京デザインウィークの後半に出展されるという。
このハポタス。裏方から表舞台でどのように評価されるか。
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