【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日本国憲法と聖書」から
2015/10/02
2015. 9.28 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日本国憲法と聖書」から
殴られても殴り返さずに耐える聖書に似た精神
コ ラムの著者は、聖路加国際病院の103歳の医師、日野原 重明氏の体験から、集団的自衛権の行使を可能にする法案の可決について言及している。
○チャペルで聞いた玉音放送
病院には重傷を負った多くの人がつぎつぎに病院に運ばれ、チャペルの床や廊下に患者を寝かせたと、日野原医師は語っている。治療する道具も薬もなく、気休めに新聞紙を燃やした灰を振りかけたという。その中で患者はつぎつぎと死んでいき、無力感を感じたという。
二度と戦争を繰り返してはならない。10年前から全国の小学校で「いのちの授業」も続けている。
「日本国憲法には、殴られても殴り返さず耐えるという聖書によく似た精神が盛り込まれている」
と語る。その精神が70年間の平和をもたらした。今、その70年目に集団的自衛権の行使を可能にする法案が可決された。
「殴られたら殴り返すでは悪循環。憎いと思う相手を許すことが何よりも大切だ」
と同医師は強調した。まさにいのちと向き合ったきた言葉である。
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