【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:リストラ増える『ポツダム少尉』」から
2015/10/11
2015. 10.8 日経産業新聞の記事「眼光紙背:リストラ増える『ポツダム少尉』」から
上げ底昇進で繕い
コラムの著者は、ポツダム宣言を受諾し、敗戦が決まった後にどさくさ紛れで昇進した軍人を当時、「ポツダム少尉」と呼んだそうだが、希望退職で人減らし最中の企業では同じ現象が起こっていると皮肉交じりに語っている。
○多忙で給料も上がらず、表向きの職位だけが上がる
減員の影響は大きく、一人の管理職が幾つもの部署を兼任、担当範囲も広がって、トラブルがおこれば大変な忙しさ。火消し作業で忙殺され、それでも管理職が足りないと外向けには、部長「的な」肩書きを作り、負荷の分散をはかるという上げ底昇進、ポツダム少尉が増えるという。
対外的呼称と社内のリアルな資格が乖離し、値打ちは目減りの一方。新しい名刺も効果を発揮するのは自宅での子供たちだけかもしれないと、コラムの著者のやや皮肉を語っている。
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