【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:訪日客対策『出口戦略』を」から
2015/06/18
2015. 6.11 日経産業新聞の記事「眼光紙背:訪日客対策『出口戦略』を」から
呼び込み、入り口戦略だけでなく、出国時の出口戦略が鍵
コラムの著者は、好調な訪日客の消費額増加で施策が入口戦略に偏っており、出国時の出口戦略がおろそかではないかと危惧している。
○マクロ的には入口戦略は有効だが、ミクロ的には出口戦略が必要
呼び込み施策として、免税店数を増やし、免税手続きの一括カウンターを設置する「免税商店街」の実現、ビザ要件の緩和といった施策はマクロ的には成功している。しかし、訪日客がどこで買い物をしてくれるかといったミクロ的な施策が必要だという。
海外旅行で土産物やブランド品をたくさん買い物をするタイミングはいつなのか。それは、帰国、出国直前である。手持ちの日本円を使い切ろうと、買い物袋を持ち歩いて日本各地を移動するとは考え難い。出国する空港や港がどこになるかでその周辺の商業施設が潤うかどうかで決まる。入国する場所よりも出国する場所での出口戦略が重要だと指摘している。
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