【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:DeNAのDNA」から
2015/03/19
2015. 3.16 日経産業新聞の記事「眼光紙背:DeNAのDNA」から
新しいことに挑戦し続けること
コラムの著者は、DeNAの創業者、南場 智子氏を通してVBとして成長する秘密について触れている。
○現場にいる社員の感覚をオジサン、オバサンはすくい取れない
南場氏は2011年家族の健康問題で一旦社長を退任、守安功社長を後任とした。自分の能力や生命の限界を超えて伸びていく会社の形を作りたかった、とその時語ったという。
同社には、企画や準備段階では経営会議にかけず、まずは実験的にやってみて顧客の反応をみるしくみがあるという。南場氏や守安氏が自分の経験から、現場の社員の芽を摘んでしまわないためであるという。サービスの良し悪しは、役員ではなく、市場の判断を委ねるという。
現場の社員の感覚をオジサン、オバサン(経営幹部)ですくい取れないばかりに、他社が同様の企画で大ヒットしてしまった苦い経験があるという。たとえ成功体験がある創業者の南場氏であっても、自分流への拘泥は許さないという。同社のDNAは、新しいことに挑戦することであり、それこそが同氏のやりがいかもしれない。
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