【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:ヨーグルト、果実大写しで異彩」から
2015/03/20
2015.3.17 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:ヨーグルト、果実大写しで異彩」から
目立つパッケージで商品を差別化
コラムの筆者 竹原あき子氏(工業デザイナー)は、フランス大手のダノンの新ヨーグルトブランド、ダニオ(Danio)のパッケージのユニークさについて触れている。
○2014年のダニオ発売
フランスのダノンの存在感は大きいと竹原氏は語る。ヨーグルト業界で新ジャンルに挑戦したダノン。莫大な設備投資と18ヶ月かけて開発したユニークなダニオは、標準的な容器125グラムを超え150グラム。しかも筒型パッケージではなく、茶碗型で、ふたの部分を大きくしたデザインである。
味はりんごやいちごなど8種類あり、ダニオのロゴは、側面で、中身の果物の色に合わせてある。容器のフタは、真上から果物を大写しした写真を使い、リアルさと大きさ、真上からというアングルで、果物がそのまま容器に落ちていくような錯覚をあたえるデザインとなっているという。しかも写真で中身がわかるので、果物の名前もダノンというメーカー表示もなく、賞味期限だけ表示されているという。
フランスの多種多様なヨーグルト製品の中で、ひときわ異彩を放つこのパッケージは、他を抑え存在感を持っているという。
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