【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:第3のスマホOS、連携機器の広がり将来に期待」から
2015/01/20
2015. 1.19 日経産業新聞の記事「眼光紙背:第3のスマホOS、連携機器の広がり将来に期待」から
第3の基軸となるかファイアーフォクス
コラムの著者は、米アップルのiOS、米グーグルのアンドロイドについで国内携帯会社が取り上げ始めた米モジラ財団の「ファイアーフォクスOS」の位置づけについて語っている。
○特色を出したかったKDDIが採用
KDDIが昨年12月に米モジラ財団の基本ソフト「ファイアーフォクス」を搭載したスマートフォン「Fx0」を採用し発売した。海外では、すでに商品化されており、いづれも100ドル以下の廉価版が多い中、日本ではあえてハイエンドを狙ったという。
すでに米アップルや米グーグルのスマートフォンOSによって携帯電話会社の差別化が見えにくくなっているのも事実である。KDDIとしては、同OSを投入することで特色を出したいところであろう。
肝心の機能やサービスでは、メールやウェブブラウザなどの性能は変わらない。ただ、iOSやアンドロイドのアプリが使えるわけではなく、2台目として遊び感覚で使った方がストレスがないという。サービスの拡充もこれからであるが、パナソニックがスマートテレビ向けに同OSを採用することから、スマートフォン以外との連携が大いに進む期待もある。今の時点では、iPhoneやアンドロイドスマートフォンの対抗軸にはないが、今後の展開が面白そうだ。
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