【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:海図には頼れない航海」から
2014/12/05
2014. 12.3 日経産業新聞の記事「眼光紙背:海図には頼れない航海」から
ニュー・ノーマルに新地図
コラムの著者は、内閣府、日銀、国内学者、米国のFRB議長らが提唱する経済モデルという地図が現状の経済構造に使えるものなのか、怪しくなっているという。
○経済構造を示すニュー・ノーマルのモデルとは?
日銀や経済学者の中で使われる『マクロ経済モデル』は内閣府によれば「円安は全体的に見ればプラス」というもの。これによれば、10%の円安は国内総生産(GDP)を0.4%押し上げるものだと言う。
日銀の異次元緩和政策後、円相場は約30%下落したが、GDPは予想の1.2%増となる筈が、消費増税があったものの3四半期がマイナスのままであるという。
FRBのイエレン議長の『最適政策モデル』によると経済指標重視であるこのモデルでは、今年の第4四半期の政策金利は0.33%にすべきであるという。労働市場が急回復したことが要因であるが、すぐの利上げには慎重だという。
どうもどの経済モデルも現状とのギャップがある。新しい海図、ニュー・ノーマルとはいつ見出されるのであろうか?
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