【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:成長阻むインフラの限界」から
2014/09/23
2014. 9.22 日経産業新聞の記事「眼光紙背:成長阻むインフラの限界」から
最大のネックは流通、交通インフラ
コラムの著者は、安定長期政権のおかげでGDPが10年で約3倍に飛躍したトルコの商都イスタンブールを取り上げ、そのネックとなっているのが、インフラの整備にあることを指摘している。
○アジアと欧州のかけ橋が追い付かず
成長が速く、整備が追い付いていないのが現状だという。日清食品やダイキン工業など日本企業の多くも進出しているが、存在感が増すにつれて、急成長に追い付かないインフラストラクチャーの弱さである。中でも、交通渋滞は慢性的であり、ビジネス・ハブとして成長するにはこのネックを解消しなければ、縮小してしまう。イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでアジア側と欧州側の分断される構造的な問題がさらに複雑化に拍車をかけるという。
海峡の下を通る地下鉄も昨年開通し、3番目の海峡横断橋も建設を開始したが、年率2割という増える乗用車の数には応じきれていない。インフラの限界が成長を阻みそうだ。
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