【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ものづくり、上流からの革新」から
2014/07/24
2014. 7.14 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ものづくり、上流からの革新」から
国家プロジェクトが動き始める
コラムの著者は、日本のものづくり、製造業の上流から下流まで革新しようという国家プロジェクトが始まったことに触れて、その期待について語っている。
○国家プロジェクト「革新的設計生産技術」
狙いは、半導体産業や工作機械の生産額の低迷から、再度世界のトップに挑戦するために国際競争力を挽回しようというものである。仕掛けは、企画開発の初期段階から製品やシステム、サービスの使われ方をユーザーなどの意見を取り入れて、全体を設計しようという「超上流デライト設計」を標榜し、下流では、高度なシミュレーション技術や3次元造形技術を駆使するという。
他の自動走行システムや次世代海洋資源調査技術プロジェクトと違って、応用範囲が広い。「良いものを作ったのに売れない」という勘違いに悩む、日本メーカーの課題を解決するものとして注目されているという。
新しいものづくり2020計画を副題としていることから、日本にとって絶対に勝つべき分野として力が入っているという。さて、具体的な実行はどうであろうか。
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