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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:米の会員制家庭医診療所」から

2014.7.4   日経産業新聞の記事「流行を読む:米の会員制家庭医診療所」から

ICTで合理化でCSを上げる米医療VB

コラムの著者 竹内 進氏(アークメディア社長)が取り上げたのは、米国で注目されている医療VBで医療現場に一石を投じていることである。

○ハイセンスなインテリアの診療所

新しい医療を目指すOne Medical Groupが開いた6件目の診療所である。2007年、医者で起業家のトム・リー氏が同社を設立。「患者との人間関係を重視すること」を掲げ、家庭医専門の会員制診療所を展開している。

全米27か所(サンフランシスコ、ロスアンゼルス、シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ワシントンなど)で、内科医による家庭医で、これまでの個人開業医の非ICTを大幅に電子化して、人件費と患者一人当たりの診察時間を延ばし、CSを上げている。平均25から40人以上の既存開業医の日々の患者数を15から16人に抑え、ゆったりとした雰囲気で診察が受けられるという。また、スマートフォンのアプリケーションを使って、診察予約をその日にできたり、検査結果をメールで受け取ることができる。質問も担当医にメールで行うことができる。年会員費は、ニューヨーク在住で200ドル。会員は他の都市でも診療を受けることができる。出張先で体調を壊しても、便利だという。

米メディアでも多く取り上げられ、著名なVCからの資金調達も成功して注目されているVBだという。hospitalhappy01

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