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2014. 2.19  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『日本版○○』の愚」から

日本版NIH、次は日本版DARPA

コラムの著者が取り上げるのは米国の機関や団体を模した政策立案を問題視している。

○日本版NIH構想

生命科学研究の一大拠点である米国立衛生研究所を模して、「ノーベル賞級の研究成果を患者の治療に役立てることを目標に安倍内閣は「日本医療研究開発機構」(仮称)を設置するという計画。問題は中身で、文科省、経産省、厚労省の三省予算を一元化するだけで、米国とは似て非なるモノになりそうだという。

○日本版DARPA構想

こちらは米国の国防総省・国防高等研究計画局の略であるDARPAを模そうという計画。防衛関係の研究開発を一手に担うモノ。

確かに戦後、米国の組織体系を模して科学技術を進歩させてきた、きらいはあるという。だが、国際市場で先端科学技術が繰り広げられている中での模倣のままで本当に良いのか議論が必要だ。

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