【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:一人前の技術開発、処理技術確立と不可分」から
2014/01/15
2014.1.14 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:一人前の技術開発、処理技術確立と不可分」から
除染技術の確立は後手
コラムの著者 中村雅美氏(江戸川大学特任教授)が指摘するのは、技術革新には、開発した技術による汚染を除染する技術もワンセットであるべきだということである。
○ノーベル平和賞受賞の化学兵器禁止機関(OPCW 本部オランダ ハーグ)
OPCW事務局長のウズンジュ氏のインタビュー記事が新聞に掲載されていたという:
『日本の取り組みを歓迎したい』
と化学兵器の処理について日本を評価している。同様に、国連軍縮部門のケーン上級代表もテレビのインタビューで;
『(1995年の)地下鉄サリン事件での経験もあり、日本は化学兵器の高い処理技術を持っている』
と述べたという。
中村教授がいうのは、化学兵器の開発者は、肝心の処理技術は念頭に置いていなかったという事実である。さらに、現在作られているものには適切な処理・処分技術がないモノが多いという。これを不可分な科学技術だと考えないと、化学兵器のような問題を抱えてしまう。
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