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2014.1.8  日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:変わるベジタリアン、無駄なく、おいしく食べる」から

野菜の凝縮した美味しさ、生ごみなしの快適さ、さらに美肌効果

コラムの著者 川崎 由香利氏(ジャーナリスト)は、旧来のベジタリアンが健康目的や宗教上のルールであったものが、女性中心に野菜を無駄なく、おいしく食べることに貪欲で、身体にも環境にも負担をかけない生活の先に、ベジタリアンをカジュアルに楽しむ時代になりつつあることを紹介している。

○女性中心に新ベジタリアン

川崎氏が紹介する野菜中心のトレンドは記事によれば、以下のようなものでである。

  • 米バイタミックス社の高性能ミキサー
    • 約8万円と高額商品であるにも関わらず、果実の皮や固い種まで粉砕するため、2013年日本での売上高は前年比3倍に増大。野菜や果物の皮ごとミキサーにかけて摂取する「スムージー」の人気をおこした
  • 国連大学前で開催される野菜市
    • 生産者による対面販売が人気。1日1万人以上のにぎわい。上記のスムージーの原材料を求める女性も多いという
  • 雑誌「Veggy」等の出版物、料理教室の人気
    • 野菜のうまみを凝縮し、美味しく食べ、生ごみを出さない快適さ、さらに美肌効果で女性中心に人気
    • 「やさいのかみさま」(小学館、カノウユミコ著):ベジタリアン向けファストフードとして総菜入り「おやき」をヒットさせた著者。野菜はやがて副菜ではなく、メイン料理になると考えてレシピを開発中だという。

新ベジタリアンの選択には今後も目が離せないようだ。restauranthappy01

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