【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:福祉用ITベンチャー、海外製品輸入でニッチ開拓」から
2014/01/20
2014.1.17 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:福祉用ITベンチャー、海外製品輸入でニッチ開拓」から
小ロットでニッチ商品の製品をどう展開するか
コラムの著者 高嶋 健夫氏(フリージャーナリスト)は、福祉用IT機器を製造するベンチャーを紹介し、グローバル規模で進むシニア市場への挑戦について語っている。
○携帯用電子ルーペを輸入販売するベンチャー
視覚障害者や高齢者向けの電子ルーペは、ありそうでなかった商品である。ITベンチャーで情報機器メーカーであるアメディア(東京・練馬)が輸入販売するルーペは、ビデオ端子付きでテレビに拡大画像が映し出される。すでに競合製品がある中で、テレビ接続が受けているようだ。パソコン操作に頼らなくても、旅先や家庭のテレビにつないで地図やガイドブックなどを拡大してみることができる。価格も他製品が20万円前後するが、1万8千9百円で手頃であるという。
同社がいま力を入れているのが、海外市場と連携していくことで、国内ではまだ存在しない商品を開拓することであるという。障害者・高齢者市場はニーズはあるもののロット数が小さい、ニッチ市場であるが、グローバルで考えると、一定の規模を生む。そこに商機があるわけだ。
コメント