【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:イプシロン開発、革新的ゆえの試練」から
2013/09/20
2013. 9.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:イプシロン開発、革新的ゆえの試練」から
イプシロンはイノベーション
コラムの著者によると、打ち上げ延期でJAXA(宇宙航空研究開発機構)が慎重になっている理由について語っている。
○革新的な新型ロケット「イプシロン」
先月27日の予定から2回の延期で約19秒前に自動停止となったため原因究明や対策に取り組んだという。停止の原因は、地上とロケットのコンピューター間通信の遅延に0.07秒のずれがあり、それを考慮していなかったという、初歩的なものだという。しかし、リハーサルでこの遅延は見出すことができなかった。
しかし、初歩的であっても慎重となるのは、イプシロンが試験機であり、不具合のあぶりだしに使われているためだ。不具合の発生と修正の積み重ねが開発には必要であり、人工知能による点検や少人数による管制でコストダウンを狙っった革新的なロケットである。この試練を乗り越え、国際的な競争に打ち勝つ戦略である。
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