【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:キャンピングカー、自然と融合、仕事場に活用」から
2013/06/15
2013.6.12 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:キャンピングカー、自然と融合、仕事場に活用」から
ノマドワーカーとは違うシニアのモバイルオフィス
コラムの著者 川崎由香利氏(ジャーナリスト)は、キャンピングカーブームの背景に60歳代のシニア層がセカンドハウスや書斎、オフィスとして使う例があるという
○60歳代シニアのしゃれたキャンピングカー活用例
商社定年退職後の方が川崎氏に会い、案内されたのが自宅庭にあるキャンピングカー。素敵な仕事場としてキャンピングカーを利用しているという。車内には、木製の小デスク、間接照明、パソコン、小キッチン、収納棚がそろい、窓の外には木の葉が揺れる。まさに快適なモバイル・オフィスであるという。
キャンピングカーは東日本大震災後、防災意識の高まりでライフラインが途絶えた際の居住空間として見直されたという。製造販売会社はメーカーからクルマを入手して、カスタム仕様で組み立て、購入価格帯400万円から600万円で売るという。セカンドハウスと考えれば格安だ。
年金給付年齢の引き上げで65歳までの雇用が義務付けられたが、それまで通り働くシニアは少ないという。インターネットにも抵抗がなく、都心部のサテライトオフィスを利用した自由な働き方も出来るが、20歳代や30歳代のノマドワーカーとは一線画したい思いがあるという。自然と融合した執務環境に拘るのもそうだという。
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