【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:チョコの容器はCDケース」から
2013/06/01
2013.5.28 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:チョコの容器はCDケース」から
大量生産にはできない個性的なパッケージ
コラムの筆者 竹原あき子氏(工業デザイナー)は、フランスのチョコレート専門店のパッケージを見て、大量生産にはできない、個性的で少量の製品に必要なパッケージについて語っている。
【大都会パリでも個人経営の食料品店で買い物】
食にうるさいフランス人は、顔見知りの青果店、精肉店、チーズ店、パン店、チョコレート店といった専門店で買い物をする習慣を捨てないという。最近、そういった専門店の中でチョコレート店の成長には目覚ましいものがあるという。
【チョコレート製造だけでなく個性的なパッケージで競う】
竹原氏がパリで見たシルヴァン・ミュシイ(Sylvan Mussy)氏というチョコレート職人の店のショウーウィンドーで釘づけになったというのは、透明なCDケースをパッケージにして、チョコレートを入れたもの。CDよりは厚めだが、表面には季節の行事をシルクスクリーンの技術で再現した漫画が載せてあるという。他にも透明な口紅のパッケージや動物のパズルなどアイデアがいっぱい詰まったパッケージを提供する。
先ずパッケージがあり、正反対のプロセスで商品展開を行うやり方は、多品種少量で個性を重視する消費にはヒントになりそうだ。
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