【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:4LDK、関西経済のけん引役」から
2013/03/30
2013.3.26 日経産業新聞の記事「眼光紙背:4LDK、関西経済のけん引役」から
4DKから4LDKが切り札
コラムの著者は、関西地盤の大手企業の頭文字をもじって、景気浮上に役立つ企業連合の動きについて語っている
○関西企業の4DK
共通項をエネルギーとして、①ダイキン工業(D)、②大和ハウス工業(D)、③ダイハツ工業(D)、④大阪ガス(大ガス、D)、⑤クボタ(K)が省エネで環境負担の少ない、①空調機、②住宅、③軽自動車、④発電事業、⑤産業用ディーゼルエンジンを手掛けているという。つまり、次世代エネルギーに対するイノベーション 4DKである。
○イノベーションの必要条件
コラムの著者はシュンペーターのイノベーションに必要な条件を引き合いに出している:
A:新製品・新技術:4DKのすべての企業
B:新製法:ダイキンの新冷媒やダイハツの省燃費車開発
C:新原材料:ダイキンの新冷媒、大阪ガスの米国からのシェールガス輸入の先鞭
D:新市場:クボタのタイでの農機生産、ダイキンのインドでの販売、ダイハツのインドネシアに特化した省燃費車の開発
E:新組織:大和ハウスの活発な企業買収と出資での事業拡大
であるが、4DKの企業はAに取り組むのはもちろん、それぞれの企業がこれらに先鞭をつけている。
さらに、コラムの著者は、L、すなわちリチウムイオン電池の関西地場の、ジーエス・ユアサコーポレーション、パナソニック、日立マクセルが参画すると、4DKから4LDKへと関西経済をけん引するだろうと期待している。
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