【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:セブンカフェ」から
2013/02/14
2013.2.7 日経産業新聞の記事「「高岡美佳の目:セブンカフェ」から
コーヒーチェーンに対抗するコンビニの雄
コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)は、店舗数が圧倒的にコーヒーチェーンを上回るコンビニが仕掛けるコーヒー戦争について語る。
【セブンーイレブンの参入】
セブンーイレブン・ジャパンが富士電機と共同開発してまで本格的なドリップ式コーヒーメーカーを設置し、セルフで売る「セブンカフェ」。その狙いは?
すでに先行販売を約1千店舗に行った調査から、コーヒーと一緒に甘い菓子とサンドイッチを買う傾向にあることを掴んだ。すでにセルフ方式のコーヒーサービスを行っているコンビニと差別化するため、全店導入を今年1月に決定し、顧客に「コンビニには当然コーヒーがある」という意識を拡げることが目的。それに伴って、おいしさにこだわり、同時購入商品の拡大も狙う。
課題は、都心のオフィス街にあるコンビニでは、1日当たり1店舗3千~4千人に達する事例があるが、郊外では、7百~8百人といった店舗も多い。設備の損益分岐を下げると同時に、同時購入品の頻度を上げることが目的のようだ。
ドトール、スターバックスなどコーヒーチェーンとの真っ向勝負が始まった。
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