【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:検索スキルは向上するか」から
2013/02/26
2013.2.20 日経産業新聞の記事「眼光紙背:検索スキルは向上するか」から
情報検索に淡白な日本人?
コラムの著者が指摘するのは、検索の活用が日本のネット業界を変えるという。
○検索スキルが低い?日本人
コラムの著者によると、米国のコンサルタントの談話だという。スマートフォンや携帯電話の普及率などをみると、世界でも先端を走っているように思われがちだが、明らかに米国よりも劣っているのは、検索スキルだという。
世界の多くのユーザーが検索する際に複数の単語を入力して探したいものをに早く辿り着こうとする。これに対して日本の大半のユーザーは、依然として1つの単語のみしか入力しないという。
○検索スキルとネット業界
実は、1単語での検索であれば高度な検索技術は不要だ。つまりネット社会で本格的な検索サービスを始めたヤフー以後、日本では相変わらず圧倒的なシェアを握っているのに対して、海外では次第にグーグルに移行しているという。さらに複数語検索が常套手段となれば、これを目当てに、広告をタイムリーに出したり、商品の推薦を行うというサービスが生まれ、業界の市場が拡大し、技術が向上してきている。ということは、複数検索といった取るに足らない変化でもネット社会では大きなビジネスチャンスを増やすきっかけとなるところは興味深い。
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