【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:グーグルめがねとプライバシー」から
2013/02/10
2013.2.4 日経産業新聞の記事「眼光紙背:グーグルめがねとプライバシー」から
デジタルネーティブも気遣うプライバシー
コラムの著者は、米グーグル社が開発中の「プロジェクト・グラス」を軸に、便利さとプライバシーの課題について触れている。
○目のやり場に困るメガネ型コンピューター
多くの若者が関心を寄せているという米グーグル社が開発中の「プロジェクト・グラス」。開発中の機器は、メガネ型のコンピューター。その日の天気や地図、写真撮影やビデオ会議など視線の移動などで操作できるという。今は、スマートフォンの画面を前かがみで歩く人が街を闊歩しているが、グーグルめがねが普及すれば、日常風景もかわるだろう。
コラムの著者は、グーグルめがねに近い試作品を試したことがあるそうだ。めがねについた小型カメラで目の動きを捉え、何に注目しているかを判断して、必要な情報を音や映像で本人に伝えるものであった。と、ここまではとても便利そうだが、自分が何を見ているのか、どこかの誰かに筒抜けになるようで、目のやり場に困るという。
「プロジェクト・グラス」に関心を寄せた若者も、膨大な情報に囲まれている世の中で漠然とした不安があるという。ネット慣れしたデジタルネーティブにとってもプライバシーには気遣うようだ。
コメント