【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:競争軸は『問題解決』」から
2012/12/15
2012.12.12 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:競争軸は『問題解決』」から
ワンストップ・ソリューションの隆盛
コラムの著者 谷口正和氏(ジャパンライフデザインシステムズ社長)が、生活者を取り巻く問題を如何に解決するかが企業の競争軸となり、さらに、ワンストップ・ソリューションに変化してきていることを語っている。
○市場のテーマは今や『生活者の問題解決』
さらに、谷口氏は一度に問題を解決するワンストップ・ソリューションともいうべき手法が注目されているという。
スマホで言えば、簡便さを際立たせるには、クリック数を如何に少なくするかに掛かってている。さらにスマホやタブレット端末は、アプリを介した問題解決の集積センターであり、徹底的に使いやすく、問題解決の万能マシンとなっているという。
○スマホからコンビニ、化粧品、コピア・・・など多くは問題解決
スマホだけでなく、コンビニも、もはや物売りの範疇を超えて、生活課題に対する解決センターとなっている。
資生堂が12日に発売した化粧下地「フルメークウォッシャブルベース」は化粧下地とその上に塗った化粧品を同時に洗い落とす機能を持っている。これでクレンジングが不要とのことである。
富士ゼロックスは文書をコピーするように操作すすると自動的に翻訳した文書を印刷するサービスを11月から始めた。精度にはまだ課題はあるものの、4か国語に対応するという。
同じ事なら様々な機能を兼ね備え、しかも一発で解決してくれるようなワンストップ・ソリューション機能の良否が生活者の競争の焦点になっている。
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