【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:企業が政府に依存すると・・・」から
2012/11/29
2012.11.22 日経産業新聞の記事「眼光紙背:企業が政府に依存すると・・・」から
摩擦を仕掛けた企業の末路はあわれ
コラムの筆者の逸話は、旧通産省の元高官から聞いた話からである。
○摩擦から引き出せる教訓
元高官から聞いた話で教訓の筆頭格は『摩擦を仕掛けた企業の末路はあれなことが多い』といった経験則だそうだ。
- 自動車分野:米ビッグスリーの2社まで法的整理に追い込まれた
- 通信分野:モトローラは事業別の分割後、一部はグーグルの傘下に入った
- 写真フィルム分野:イーストマン・コダックは今年初めに経営破綻した
- 保険分野:アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)はリーマンショック後実質的に経営が行き詰まり、公的支援で何とか命脈を保った
何れにしても、政府頼みでは、企業経営はうまくいかないといった歴史の教えである。政府系ファンドの存在感の拡大や繰り返される政府減税などの風潮は、長期的に企業の活力をそぐ結果となろう。
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